保手濱 拓 作品展

10.31(金)-11.3(月)

11:00~19:00

作家在廊予定 会期中各日 13時-17時 

保手濱 拓(ほてはま たく)

1980年、兵庫県生まれ

身近な自然やにちじょうの中にある素朴な美しさ、小さな発見を題材に

木版画・写真・ドローイングなどの表現方法で創作活動を行っています

現在、瀬戸内の海を眺められる山口県の自然豊かな海辺に暮らし

作品展や本の挿画等を中心に活動しておられる美術家

spiceにおいてはDM、ショップカードのデザインなどを手がけて頂いています

spiceにおいてはDM、ショップカードのデザインなどを手がけて頂いています。

オープン以来様々なことにチャレンジしてきたspice

この秋は今までと違ったアプローチで

spiceの世界観を表現していきます

今回は私たちにとっても初の試みとなる

絵画展を開催することになりました

作品展を開催して下さるのは

私たちの大ファンであり、縁の深い保手濱拓さんです

作品展開催にあたり

アトリエを訪問させて欲しいとお願いをしたところ

快諾頂いて、作品の製作でお忙しい最中だったのですが

図々しくお邪魔してきました

。 

この日出迎えてくれたのは

奥さんのほてちゃん

そうSCOTLAND MARTでも絶大な存在感を放っている彼女です

彼女と出会わなければ保手濱さんにも出会うことはなかったと思うと

人との縁というのは本当に不思議です

この日もいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれました

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こちらが作家の保手濱拓さん

制作で忙しい中丁寧に案内をして下さいました

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。。

案内されたアトリエには

書きかけのドローイング

ラフスケッチ

版画など…

これから世に出る作品のかけらの数々が

山のように置いてありました

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中でも興味深かったのがラフスケッチ

作品を製作するにあたり思いついたものを

書き留めておくようなものだそうで

いわゆるネタ帳のようなものでしょうか

このまま作品になるものもあれば

更に手を加えて作品になるものなど様々なのだそうですが

普段製作の過程を見ることの出来ない者にとっては

どれも面白くわくわくとするものでした

。。

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こちらは製作に必要な画材の数々

今回の作品展では新しい試みとして

使ったことのない画材を取り入れて

製作に取り組まれているそうです

保手濱さんの創作意欲と意気込みを感じられ

私もまた引き締まる思いでした

作品展ではどんな画材を使用してどんな作品が出来あがったのか

ご紹介できるのが今から楽しみです

お次は場所を移して版画の工房での一こま

保手濱さんの作品において

版画という表現手法は見逃せないものの一つです

この日は版画のいろはを何一つ知らない、ど素人の私に

製作方法の手順や道具にいたる様々なことを

丁寧に説明をして下さいました

ここ数年はドローイングを描くことが多かったそうですが

久しぶりに大きな版画の作品を製作したくなったとのことのことで

作品展では新作の版画を見て頂けそうです

版木を彫る作業は夜中にかけてやるのが集中できていいそうで

版画の製作中は日夜逆転のような生活になるのだとか

さらに版画は版木を刷る作業が重労働だそうで

使用する墨は版木に塗った傍から乾いていくそうで

部屋はたっぷり加湿をして

時間との勝負!

スピード感の必要な作業だそうです

作業中は汗だくなんだとか

版画を刷る際に使用される道具にも

保手濱さんの並々ならぬこだわりを垣間見ることが出来ました

中でも印象的だったのが墨です

この日見せて下さったこちらはかけ墨というもので

書道などで使うような墨を想像して頂いて

そのかけらのようなものをそのように言うそうです

版画用の墨にするには、それを水に半年近く浸す必要があるそうで

その墨の作り出す黒が美しいことから

保手濱さんはわざわざこの作業をされて製作をされているのだそうです

保手濱さんの版画の黒は大変印象的ですので

作品展では是非注目して頂きたいと思います

まだ日の高い時間からお邪魔していましたが

夢中で話している間に日が暮れ始めていました

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今回のアトリエ訪問は

私にとっては非日常であり、大変貴重な経験でした

作家さんはのんびりと優雅に悠々自適に製作をされているのだろうという

私の勝手な妄想や理想に反して

とても人間くさく、ストイックに、製作をされているということを

話の端々で垣間見ることが出来き

ものを生み出す人の凄みのようなものもしみじみと感じることが出来ました

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そして忘れてならないのが妻であるほてちゃんの存在

保手濱夫妻と出会ってかれこれ10年近くがたったでしょうか

その活動を影で何年もの間支え続けているほてちゃんの存在は絶大です

時には鋭い批評もし、応援隊長であり

だれよりも保手濱拓の大ファンで、よき理解者であるほてちゃん

二人の関係性は本当にピュアで愛情にあふれていています

そして今年新たな家族も増えて二人の絆はますます強くなったようにも感じます

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今回保手濱さんとお話した中で一番印象的だったのは

今までは植物や自然を題材にすることが多かったが

出来事や心に残った風景のようなものを描いていきたいということ

この言葉から保手濱さんの作品は

二人の日々の営みの中で生みだされているものなんだと感じたのでした

私の勝手な解釈かもしれませんが…

私の勝手な解釈かもしれませんが。

 

保手濱さんに初めて出合った時の

きらきらした目が今でも忘れらない私は

この先に、この瞳の中に何が映り

表現されていくのか

とても楽しみで仕方がありません

私たちがどこまで彼の作品を理解しお伝えできるか分かりませんが

私たちなりの解釈で感じたことや背景など

作品展の際には皆さんにお伝えしていければと思っています

感性を揺さぶり、心豊かになるような作品展を作り上げていきたいと思います

是非皆様お越し下さい!