~新潟滞在記~
F/styleとは
女性二人がスタートしたデザイン事務所で
新潟の地場産業を中心とした
デザイン提案から販路開拓まで一貫して行い
伝統産業が現代のライフスタイルに溶け込むような
デザインと高い品質の商品を提供しておられます
日常に寄り添った身につけるもの、道具など
ひとつのジャンルに留まらない
作り手の技術から発想されるもの作りと
お二人のワークスタイルは
独自のスタイルを確立されています
F/style のお二人 五十嵐さん 星野さん
とても自然体だけど
芯のあるぶれない感覚をお持ちの方たちです
ショールームにお邪魔する日は雪が降りました
新潟に来て雪景色が見られないのはがっかりだったので
寒かったけどルンルンです!
宿泊先の新潟の中心部からはバスで30分弱
愛宕という場所に向かいます
お二人の事前の丁寧なナビのおかげで
難なく到着!
もともと 倉庫だった場所を改装され
移転されて数ヶ月
事務所、ショールーム、ショップという
3つの顔をもつ場所です
凛とした空間に
安心感のある商品が
一つ一つディスプレイされているなかで
ゆっくりと商品を拝見させて頂きました
お二人が丁寧に一つ一つご説明くださいました
私たちのご縁を結んでくれたシナ縄のバッグにも
出会うことが出来ました
道具類は実際に使われているものを見ることができ
その経年変化などを体感することができました
こちらのマットも
初期のころから展開をされているもののひとつだそうで
10年くらい使っているとのことでしたが
古さは全くなく
むしろ雰囲気をましているようにも見えました。
なにより座ったときの心地よさが素晴らしい
実際に見てほれ込んでしまいました
そしてお二人のこれまでの軌跡なども
お話ししてくださいました。
深深と雪が降る中
熱いトークが繰り広げられ
あっとい間に時間が過ぎていました
実際に商品を手に取り
お二人の仕事を間近に見ることができ
その仕事に嘘がなく
目の前にあるものや人を本当に大切にされていること
だからこそ全うな商品ができるのだということを知ることができ
私にとっては貴重な機会でした
商品一つ一つにきちんとした背景があり
ここに書くには書ききれないほどのストーリーがあります。
spiceでの展開がスタートした折には
改めてご紹介をしていこうと思っています
どんなアイテムを展開していくのか!?
それは楽しみにお待ちくださいね!
新潟滞在記 まだ続きます(笑)
旅には人と食の出会いは欠かせません
最後は新潟で出会った素敵な方やお店をご紹介します
spiceにおいて新たな展開を求めて
先週の頭は一人新潟へ旅をしてきました
目的は F/styelのショールームを訪れること
F/styleとは!?
それをお話しする前に
まずはここに至るまでを
お伝えしなくて始まりそうにないので
少し長くなりますが
綴ろうと思います。
かれこれ2年くらい前になるでしょうか
菊地が何気なく手に下げているバッグに目を奪われました
どこのものか聞いてみると
それはF/styleが手がけるシナ縄のバッグでした
どこかで見たことがあるな!?
過去の記憶を探り色々なことが蘇ってきたのです。
友人が貸してくれた本
エフスタイルの仕事
この中に紹介がされていたことを
更にこの本の表紙で紹介されているマットは
私が学生時代によく通っていたお店においてあったことを
そしてその本には二人の女性が誠実に人と向き合う働き方が綴られていて
とても共感したことを思い出したのです
菊地の持っていたバッグから
この10年位の間に出会っていたものが
巡り巡って繋がっていったことに胸がたかなりました
勝手な私の想いではありますが
これだけの時間をかけてめぐり合えたものに
どこか運命的なものを感じてしまったのです
そこから私にとっては
はじめての新規メーカーの交渉がスタートしました。
製品やお二人の働き方の特性上
やり取りは時間をかけて進んでいきました。
そして私の思いをくんでくれたオーナー夫妻の後押しもあり
今回の新潟への旅が実現したというわけです。
新潟滞在記は次回
F/styleについて
それにまつわる新潟のあれこれ
ご紹介したいと思います